そんな方でもこれを読めばなんとなくイメージがつかめるかと思います。
そういう方の為に体験記を踏まえてご紹介します。
もくじ
安産祈願って何をするの?
安産を願ってお祈りをして祈祷してもらう、
という事はわかっているけど具体的には何をするの?
という感じですよね。
順を追って紹介します。
妊娠五ヶ月めの戌の日にいく
安産祈願は戌の日に行きます。いぬのひ。
僕はそう思っておりました。
しかし戌の日は特定の日ではなく、毎月あると知りました。
暦には干支が割り当てられていて一ヶ月のうちに何日か戌の日があるんですね。
「戌の日 2021」とかで検索すると出て来るので調べてみてください。
安産祈願は妊娠五ヶ月目の戌の日に行くのがベストですが、平日で仕事があって行けなかったりしますよね。
大安とか仏滅とかのいわゆる六曜とのかね合わせもあるのでピッタリジャスト戌の日に行けないケースも多いと思います。
なので戌の日に一番近い休日に行く人が多いようです。
準備するもの
腹帯
これといって大げさに準備するものはないのですが、一つだけ必要なものがあります。
ずばり腹帯です。
そもそも妊娠五ヶ月目の安産祈願、と言いますが、実は妊娠五ヶ月目に帯を巻いて祝うという事がメインのイベントでそれに併せて安産祈願も一緒にやるというのが本来のスタンスらしいです。
そうなると腹帯大事ですね。
準備するもの、と言いましたが自分で持参できない場合があるので注意です。
神社によっては持参を禁止していて祈祷の時に腹帯をもらう、というところがあるのです。
要確認ですね。
大國魂神社は持参OKだったので、僕たちは持参しました。
ちなみに妻の母から贈り物としていただきました。
ところで腹帯って何なの?って思うかもしれません。
特に男性。
てっきり腹帯は儀式的なアイテムだと思ってたんですけど、以下の効用があるようです。
- 腰、背中の負担を和らげる
- お腹の保温
しっかり実用的に使えるんですね。よかった。
実用的なものなら、せっかくなら良い感じに使える製品がいいですよね。
うちはこんな感じのものでした。
自分で持参できる場合は納得できるものを選んで購入した方が良いのでは、と思います。
後々妻を支えるものになりますからね。
スーツかジャケットで
服装の話。
特にドレスコードがあるわけではないですが、綺麗めの格好で行った方が良いです。
僕はスーツはなんかやりすぎ感あるかなと思ったのでジャケットで行きました。
オフィスカジュアルのような。
実際行ってみた時に思ったのですが、スーツでも全然やりすぎじゃなかったです。
ばっちりスーツの人が7、8割って感じでした。ちょっとびっくり。
でもジャケットでも浮いてるなー、というほどではなかったです。
大國魂神社に実際に行ってみた
僕たちは東京都府中市にある大國魂神社に行ってきました。
追記:2019年某日の話です。ご参考まで。(おかげさまで無事安産でした!)
ちなみになぜ大國魂神社にしたかというと
本当は安産祈願で有名な水天宮(同じく東京)はどうかという話にもなったんですが、有名すぎてめっちゃ混んでる、という懸念があったからです。
大國魂もとても大きな神社ですし個人的に府中はなじみ深かったという事もあります。
以降、大國魂神社における安産祈願の体験談を紹介します。
どんな流れでやるの?
以下のような流れになります。
- 受付
- 始まるまで待つ
- 拝殿に移動
- 祈祷
- 授与品をいただく
順を追って紹介します。
受付
七五三、お宮参りなどたくさんの種類の祈祷を一箇所で受付ています。
予約とかの制度は特にないようです。
我々も完全にふら〜〜っと行きました。
受付時に記入シートに以下を記入しました。
▶︎名前
安産祈願を受ける母親(僕から見て妻)と父親(僕)の名前
▶︎腹帯
持参 or 着用中 or 無
▶︎神帯
要 or 不要
▶︎初穂料
5,000円
▶︎住所
▶︎電話番号
太字にしているのは僕たちが選んだものです。
上記で迷うのは腹帯、神帯、初穂料あたりですね。
腹帯は持って来ているかどうかを選択。
僕たちは持参にしましたが、無に丸をつけた場合どうなったんだろう。
貸していただけるのか、購入することになるのか。すみませんわかりません。
神帯については、義母が「たぶん腹帯の事だからいらないんじゃない」って言ってたので不要にしちゃいました。
けど今になって思えばなんか違うような?と思います笑
神帯でググっても全然出てこないんです。
大国魂神社特有の項目なんでしょうか。すみませんわかりません^^;
僕みたいに帰ってきてからモヤッとしたくない方は
ぜひ受付の巫女さんに神帯って何か尋ねてみてください。
初穂料は、数字記入式になっています。
が、大国魂神社側から一般的な祈祷料は5,000円、団体は1,0000円と掲示があったので5,000円としました。
始まるまで待つ
11:10に受付に行ったところ、
次回は11:50からになります、と言われました。
1時間置きぐらいにやっているんでしょうか。
15分前までに来てくださいとの事だったので境内をぶらりと散策した後、
11:35に待合所に行きました。
拝殿に移動
時間になるとアナウンスがあり隣の拝殿に移動します。
拝殿とはお参りする時にお賽銭の向こう側にあるスペースで、祈祷してる様子がよくチラ見えする所ですね。
今回はその内側に入ります。
祈祷
拝殿に入った後、祈祷の対象となる人は前の方の列に来て、と言われます。
うちの場合は安産祈願なので妻。お宮参りとかの人は赤ちゃんを連れて前の方に行ってました。
僕と義母は後ろ目の方に座りました。
祈祷が始まります。
神職さんがお言葉を読み始めるのですが、最初は内容がさっぱりわからなかった。。
結論からいうと自分の家の事を読み上げてくれるのでしっかり聞いててください。
僕は聞き逃しました笑
「三鷹市のホニャララ〜」とか「中野区のホニャララ〜」とか言ってるので姉妹神社みたいなゆかりのある場所があるのかな?と思ってたんですが、あまりに多く続く!
20件とか続いてるし、「仙台市のホニャララ〜」とか「三鷹市のホニャララ〜」とか、
県外??てか三鷹市何回出てくる!?なんか人名みたいの言ってない!?と思ったところで、ようやく気づきました。
申し込みの時に書いた住所と名前を元に、「○○市の○○家の安産である事を祈願して〜」という内容の事を言ってくださってたんですね。
自分の家の事が言われる時をしっかり待ち構えて聞いていてください。
余談ですが、久しぶりの正座でかなりきつかったです。
正座しろ、とか指示はないのですがなんとなく雰囲気で。
途中でギブアップしてあぐらにしました笑
(あぐらの人も周りにはそこそこいました)
授与品をいただく
祈祷が終わった後、授与品の紙袋をいただきました。
紙袋の中にけっこうたくさんのお品物。
これは実際の写真です。右が開封後。
中身は下記のものでした。
- お札
- お守り
- お米
- お酒
- お菓子(落雁)
予想外にたくさん入っていました。
折をみてゆっくりいただいていこうと思います。
宮乃咩神社にも参拝
祈祷の流れとは直接関係ないのですが、授与品をいただく時に神職の方から「敷地内に宮乃咩(みやのめ)神社という安産祈願の神社がありますので、そちらも是非お立ち寄りください。」と言われました。
全く存じ上げなかったですが、そういう事であればお参りしなくては!という事で宮乃咩神社にも行く事にしました。
大国魂神社敷地内の参道の左手(入口から見て)にあります。
安産祈願で大国魂神社に行く場合は宮乃咩神社にも立ち寄ってみてください。
まとめ
安産祈願のイメージは伝わったでしょうか。
僕の場合は大國魂神社(東京都府中市)に行ってきた例なので全ての神社にあてはまるわけではないですが参考になればと思います。
何はともあれこのイベントで一番大切なのは安産を願うという事。
神社によって少しずつ異なるところはあると思いますが、
少しだけ確認と準備をしてから出かければそれほど複雑な事はないです。
繰り返しになりますが行くと決めたら確認したいのは下記の事ぐらいでしょうか。
- 妊娠五ヶ月目の戌の日に行く(もしくはそれに近いお日柄の良い日)
- 神社の祈祷実施時間(予約の可否)
- 腹帯について(持参の可否、購入するか借りるか)
- 綺麗めの服装でいく
- 初穂料のお金
参考にしていただければと思います。
やはり神社にお出かけしてきちんと祈祷していただく、参拝する、というのはとても清々しい気持ちになりましたし、とても良い機会になると思います。